Amazon 出品 2
取引先への支援も念頭にあって請け合ってしまった商品販売なのだが、思ったより大変なことだった。
Amazonには大口出品と小口出品の区別があることは知っていた。
従来の僕の出品アカウントは小口出品だった。
[ Amazonの料金システム ]
Amazonは手数料として販売手数料(各カテゴリーにより金額が異なる)、カテゴリー成約料と概ね¥100の基本成約料を差し引いて販売者に支払ってくれる。
[ 出品業者へのAmazonからの販売商品代金の支払い時期 ]
売上決済は出品アカウント登録日から起算して14日ごとの締め日をもとに行われる。
14日内ごとの売上金額から手数料を相殺した金額が入金される。
入金は締日から通常6~10営業日後にご指定銀行口座に振込まれる。
[ 大口出品サービス ]
大口出品サービスの契約をすると、月額4,900円の登録料で、1点売れるごとに100円の基本成約料とカテゴリー成約料は要らないので、商品の成約時に課金される販売手数料のみで販売することができる。ただし、本・ミュージック・ビデオ・DVDには大口出品でもカテゴリー成約料 が発生する。
商品には、新品、再生品、中古品、コレクター品に分かれる。小口出品者の価格設定の上限は100万円だが、大口出品者には上限はない。
大口出品サービスと小口出品サービスでは、料金体系のほか、出品管理ツール(セラーセントラル)で利用できる機能にも違いがある。
小口出品の場合、月間登録料はなく、商品が1点売れるごとに100円の基本成約料と、販売手数料およびカテゴリー成約料が課金される。
[ 小口出品者の販売手数料 ]
小口出品は売れるたびにほとんどの品が販売価格の15%の販売手数料の支払いが必要だが売れなければ別に出費はない。
エレクトロニクスとカメラは10%。パソコン、周辺機器、大型家電、楽器は8%の販売手数料率。
[ カテゴリー成約料 ]
カテゴリー成約料として1品成約ごとに概ね¥100の費用がかかる。
本は¥60。ビデオは¥30。CD,レコード、DVD、PCゲーム、PCソフトは¥140。
*以上のように、大口と小口出品者には違いがありますが、見落としていたのは商品登録にも違いがあることだった。大口出品者でないと販売や商品の新規登録ができないカテゴリーがあったのだ。
今回の販売しようとした商品はペットカテゴリー商品なので、出品許可が必要なカテゴリーだった。
出品許可が必要なカテゴリーの 時計/ヘルス&ビューティ/アパレル、シューズ、バッグ/コスメ/ジュエリー/食品&飲料/ペット用品 に新規商品登録をするには、まず大口出品者にならなくてはならないのことが分かった。
以前、楽天市場の販売契約をして毎月5万円の支払いを延々と垂れ流してしまった悪い経験があるので、売れるとは思っていても商品を登録するのに大口出品者になる?
これはヘビーだ。
そもそも出品許可の必要なカテゴリーがあり、出品するには大口出品者にならなくてはいけないことは知らない状態で、Amazonで取引先メーカーの商品を売ろうという話は始まっていたのだ。
これはAmazonサポートとメーカーへの問い合わせに時間を使う作業になった。
正直なところ、それほど売れるとは期待できないかもしれない商品だと思う。
それでも、いきさつ上もあって大口出品者に変更することにした。
あとは頑張るしかないと思う。
インターネット通販は誰でも知っている有名ブランドを他の店舗より安く売れば必ず成功するが、まだ知名度の確立されていない商品を売るのは至難の技だ。
今回はAmazonの知名度に賭けることにしようと思う。
楽天の時は失敗だったけど。;(