CoolTokyo Blog

foreign young wife and my blogged days in Tokyo

センディングボックスの問題とハニーの帰国

8月31日からハニーが帰国することになった。当初の予定では11月だったのだが、家族の行事に参加する為に日程が繰り上がった。
結婚して8年目に入っているが、その間の帰国は4回ほどで、そのうちの2回は僕も同行している。
 
それ以外に、この7年間に香港マカオとベトナムの都合2回のパック旅行を二人でしている。本当はキリスト教徒のハニーにバチカンを見せたいのだが、5年前から病院の正社員になってからは人手不足と責任感の関係で長期の休暇はかなり難しいし、
 
フィリピン人の場合は観光パック旅行でもビザ無しでいける国は限られているので、かなり事前に計画しなくてはなら無いが、残念ながら僕らは計画的では無い。
 
帰国といっても、その時には結構な費用になる。親族友人でプールに行ったり、パーティをしたりとなかなかの出費になる。まあ、おきまりのセレモニーだ。
 
なにしろ、沢山の人が集まってくる。お土産以外に僕と2人の時は60万円ほど、一人の時も45万ほどの出費となるので家計は大変で、なかなか貯金が増えない。
 
フィリピン人と結婚する時には家族への仕送りがほとんど必須となる。
 
フィリピン国内の仕事といえば、大学を出ていれば違うかもしれ無いが、そこそこ成功をしているファミリーで無いと就職は難しい。
 
ハニーの弟もポリスアカデミーカレッジを出ているが、コネを使うのを嫌がって、警察官の試験をパスしていない。
 
結婚する前にはハニーも家から2時間半の通勤時間でマニラの最大のSMデパートに就職できた(身長、容姿、学歴など厳しい基準があるらしい)が、結論から言えば家族を養うことは難しい程度の収入にしかならなかったという。
 
就職といっても半年、1年の契約社員がほとんんどで、継続できるかどうかの保証は無い。コネが無いと、国内ではまともな仕事に就け無いので、結果として家族は収入がないことが多い。
 
クリスマスに合わせて毎年ダンボールで色々な品物を家族に送っているが、先週からこのセンディングボックスの中身のチェックが厳しくなり、検査の過程で品物が抜き取られたり、ボックスを受け取るのに税金を払わなくてはなら無いという話がいっぱい出てきて、周りでも被害に遭っている。
 
ユーチューブでは箱の中の品がぐちゃぐちゃになっている動画が沢山アップされている。今までは無いことだ。
 
急遽ハニーも年末のダンボールに入れる予定の品を今回の帰郷に持っていくことになり、荷物はMaxの重さになった。僕も見送りに行くのでカウンターでトラブルが起きても中身を出して持って帰るつもりだ。